しつこく聞いてすいません
【要点】
・確認は大事
・患者さんの「お名前」や「左・右」など
・しつこく確認することもありますがご協力お願いします
身内から「話が長いわりにつまらないので簡潔に書きなさい」と言われましたので、上記が今回の記事の要点です。
もし、お時間が許すようであればこの下の部分も読んでいただけると嬉しいです。
私(院長)、身内から
「あんたの話しつこいねん」とか「そんなに何回も言われなくても分かるし」と怒られることがあります。
(12/1のブログにも書きましたが、ブログの冒頭に「要点」を書く事にしたのもそれがあります)
スタッフからはそんなにはっきりとは言われませんが、ひそかにそんな風に思われているかもしれません。
「もしかして患者さんからも思われているかも・・・」
とひそかに怯えております。
でも、患者さんのお名前や患部の左右の確認は何度もさせていただくことがあります。
理由は「取り違えの予防」です。
診察を待っている患者さんを呼んだ際、自分の名前が呼ばれていないのに反応しちゃう患者さんがたまにいます。
私も経験があります。
レストランで満席の際に入り口のボードに名前を書いて周辺で待機している時、
ちょっとボーとしていると似たような名前を呼ばれたので「もしかして呼んだ?!」と反応してしまったことが何度かあります。
(なので、名前を呼ばれた時、「もしかして自分かも?」と思われた時は「○○って呼びました?」などと確認していただけると助かります)
逆に呼ばれても反応しない患者さんもたまにいます。
「俺(私)若いし関係ないや」と思わないでください。
最近は若い方でもスマホの操作に集中されていたり、イヤホンを付けて音楽を聴いていたりで、呼んでも反応されない方が少なくありません。
呼ばれた人(本来の患者さん)と、間違えて反応しちゃった患者さんが二人同時に反応してくれたら「どちらかが間違いだな」と分かりますし、
誰も反応しなければそれはそれで再度確認しますので、取り違えずに済みます。
しかし、運悪く
本来の患者さんが無反応だった上に、間違えて別の患者さんが反応しちゃう
と言う事があります。
性別や年齢などが明らかに違ったり、どちらかが常連さんで顔と名前が一致しなければそこで間違いに気付いて再確認して事なきを得る事も何度かありましたが、時々、ごくまれに間違えたまま診察室までたどり着いちゃう患者さんもいます。
再診の患者さんだと前回の診察内容を確認しながら診察を進めるので、途中で話が食い違っている事に気付きますし
初診の患者さんでも事前に書いていただいている問診票を確認しながら診察していると、これはこれで気付きます。
幸いな事に、私が当院を継承して約15年になりますが、年に何回か診察室までたどり着いちゃった患者さんはいましたが、診察室の段階で気付く事が出来ました。
常連さんだと
「多分○○さんだな」
と分かりますが、
「思い込みは禁物」
なので、常連さんであっても、一見さんであっても、何度かお名前や生年月日などを確認させていただく事があります。
「何度も来ているのに、名前も憶えてくれへんなんて、冷たいわぁ」
と思わず、ご協力をお願いいたします。
左右の確認についても同様です。
左右の間違い。
結構あります。
時々ニュースで「○○病院で右側の手術なのに間違えて左側を手術してしまいました」なんてニュースが流れてくるのを見たり聞いたりしたことがある人も少なくないと思います。
「そんな訳あるかいなぁ~~~」
と思われるかと思いますが、実はまあまああります。
大学病院や大病院でもそういう事があるので、私が勤務医をしていた頃は、手術の日の朝に主治医が病棟まで患者さんに会いに行き、手術する側にマジックで○を、しない側にもわざわざ×を付けたりして間違いの防止をしていた時代もあります(「マジックで書くのがアカン」からなのか、いつの間にか無くなっていましたが)。
手術を受けられた経験のある患者さんもおられると思いますが、そこまではしなくてもかなりしつこく確認されたのではないでしょうか?
単純に左右を間違える場合もありますし、「自分から見て右」と「患者さんから見たら左」がこんがらがってしまったり、指示を出すときに逆に伝えてしまったりすることもあります。
江川整形外科形成外科では私が日本骨粗鬆症学会の認定医になっていることもあり、骨粗鬆症の早期発見・治療にも力を入れております。
その検査の際には、本来はその部分の骨折などがある場合を除いては「利き手と逆側」で検査をするのですが、「利き手」を逆に言われたりすることもあります。
その為、レントゲン撮影時などには私だけではなく、看護師などからも左右や「痛い部位」「検査する部位」の確認をされることがあるかと思います。
こちらも「しつこいなぁ」と思っても「安全の為」とご協力いただければ幸いです。
