メニュー

痛風(高尿酸血症)

痛風(痛風発作)は、高尿酸血症などの要因により、尿酸が体内に蓄積し結晶化して関節などにあらわれ痛みをともなう疾患です。

痛みは激痛となることが多く、風が当たっただけでも痛むなどの説から、痛風と命名されたと言われています。

高尿酸血症は、糖尿病などの生活習慣病や慢性腎臓病を合併しやすい事がわかっています。

また、放置しているうちに動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳卒中などのリスクを高める事も分かっています。

痛風とは?その原因と症状

痛風の原因

体内に蓄積された尿酸が結晶化し、関節の痛みを起こした状態を「痛風発作」と言います。

その尿酸は、プリン体を代謝した結果生じる老廃物で、体内に常に存在しています。

プリン体は2割が食べ物から取り込まれますが、残りの8割は元々体内にあり、新陳代謝により放出されています。

アルコールは肝臓で尿酸がつくられるのを促進し、尿酸の濃度を上げてしまうため痛風の原因となっていると言われています。
以前は蒸留酒(焼酎、ウイスキー、ブランデーなど)の方が醸造酒(ビール、日本酒など)よりも尿酸値が上がりにくいと言われていましたが、アルコール自体が尿酸値を上げてしまう効果が強い為、お酒の種類にはあまり関係ないことが分かっています。

その他、食べ物(魚卵や肉)の影響もありますが、「食べたらアカン」としてしまうと何も食べられなくなってしまうので、野菜を中心にバランスよく食べる事が大事です。

激しい運動、精神的ストレス、水分摂取の不足も原因となることがあります。

また上記のような生活因子だけではなく、遺伝的要因(腎臓から尿酸を排出する能力が弱い)も影響することがありますので、ご家族に高尿酸血症や痛風発作の既往のある方は一度検査を受けられることをお勧めいたします

痛風の症状

痛風発作では急に関節の腫れや痛みが出てきます。足の親指の付け根(第1趾MP関節)に多く、足関節や足背(足の甲)、膝関節、肘関節、手関節などにも起こることがあります。また、一般的な「痛風発作」程、強くない発作が出ることもあります。

関節症状以外では、痛風結節(しこりのような腫瘤)や尿路結石等が起こることがあります。

痛風の診断と治療

痛風の診断

臨床所見と血液検査から診断します。また外傷性疾患との鑑別や石灰化の有無の確認の為にレントゲン検査を行う事もあります。

痛風の治療

発作時には痛みの発生を抑える薬や炎症を抑える薬などの投薬によって治療いたします。

発作が治まった後には尿酸値を下げる薬を使う場合もありますが、まずは食生活や生活習慣の改善などが中心になります。

痛風の食事療法と生活習慣の改善

痛風の治療において、食事療法と生活習慣の改善は非常に重要です。以下に具体的なポイントをまとめました。

控えるべき食品 アルコール、肉類(特に内臓系)、魚卵(内臓系含む:イクラやタラコ、数の子、あん肝など)
積極的に摂りたい食品 牛乳(乳製品含む)、柑橘類、酢などクエン酸を多く含む食品、海藻類、キノコ類、野菜など
その他 尿酸は尿に溶けて排出されるため、尿量を増やす(水分摂取)も大切です。

NGな物の中にも必要不可欠な栄養素を含むものもありますし、逆にOKな物でも過剰に摂取すると害になる物もありますので、バランスの良い食生活を継続することが重要です。

上記が一般的な痛風(高尿酸血症)の情報になります。

江川整形外科形成外科での痛風治療

大阪梅田駅、大阪駅、梅田駅から徒歩数分の江川整形外科形成外科では痛風(高尿酸血症)の診療、検査、治療も行っております。
本来であれば痛風発作の出る前に治療を開始することが重要ですので、健診等で尿酸値が高めと指摘された方やご家族に高尿酸血症や痛風発作の既往のある方がおられる場合は早めの受診をお勧めいたします

また、すぐに「薬」と言うわけではなく、患者さんのご希望に合わせて、食生活や生活習慣の改善の指導を行う事もありますのでお気軽にご相談ください。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME