変形性膝関節
「立ち上がるときに膝が痛む」
「階段の下りが辛くなってきた」
「膝に水が溜まって腫れている」
「脚がO脚になってきた(左右の膝の間が開いてきた)」
といったお悩みはありませんか?
中年以降の膝の痛みの原因として最も多く見られるのが変形性膝関節症です。
進行性の病気ではありますが、早期に適切な治療やリハビリを行うことで、痛みを和らげ日常生活の質を大きく改善することができます。
変形性膝関節症とは?痛みの原因とリスク要因
(図:日本整形外科学会 企画・制作 整形外科シリーズ3変形性膝関節症 より)
変形性膝関節症は、膝関節の骨の表面を覆っている関節軟骨が加齢や過度の負担によってすり減り、関節内で炎症が起きたり骨が変形したりする疾患です。筋肉量の低下や関節への過度な負担が重なることで徐々に症状が進行していきます。
主な原因とリスク要因
| 加齢 | 年齢とともに軟骨の弾力性が低下し、すり減りやすくなります。 |
|---|---|
| 体重増加 | 歩行時に膝にかかる負担は体重の約3〜4倍、階段昇降時には約4倍以上(上り3〜4倍、下り5〜7倍)になると言われています。 |
| 筋力低下 | 太ももの筋肉(大腿四頭筋)が衰えることで、膝関節を支えきれなくなります。 |
| O脚や過去のケガ | 膝の内側に負担が偏るO脚や、過去の半月板損傷・靭帯損傷などの既往も大きな要因となります。 |
変形性膝関節症の進行度と主な症状
変形性膝関節症は段階的に進行していきます。進行度に応じた症状に心当たりがないか確認してみましょう。
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初期の症状
立ち上がりや歩き始めなど、動き出しの際に膝が痛みます(しばらく休むと痛みが和らぎますし、さらに初期では痛みはなく「擦れる感じ」の場合もあります)。 -
中期の症状
正座や階段の昇り降り(特に下り)が辛くなります。膝に関節液が溜まり、腫れや熱感を伴うことがあります。 -
末期の症状
安静時や夜間にも強い痛みが現れ、膝が完全に伸びきらなくなります。軟骨がすり減り骨同士が擦れ合うことで、歩行そのものが困難になります。
江川整形外科形成外科での診断プロセス
患者様との問診、視診や触診、レントゲン撮影などでより高い精度で診断いたします。
レントゲン検査では、関節の隙間の減り具合や、骨自体の変形の度合い(進行度)を評価します。
状況によってはMRIなどの精密検査をお勧めする場合もあります。
江川整形外科形成外科での治療アプローチ
当院では、患者様一人ひとりの症状の進行段階やライフスタイルに合わせ、最適な治療を提案・提供いたします。
| 保存的治療 | 消炎鎮痛剤の処方や、関節軟骨の保護・関節滑液の働きを補うヒアルロン酸の関節内注射を行い、炎症と痛みを速やかに緩和します。 |
|---|---|
| 物理療法・運動指導 | 大腿四頭筋をはじめとする膝周りの筋力向上トレーニングや関節可動域訓練、歩行指導を行い、根本的な機能改善を図ります。 |
| 装具療法 | 膝への負担を分散・軽減させるため、状態に応じて医療用膝サポーターや足底板(オーダーメイドインソール)を作成します。 |
初期の段階ではまずは日常生活や運動方法の指導、軽度の痛みがある場合は内服や外用薬による治療、痛みに合わせてヒアルロン酸の関節内注射などをお勧めいたします。
また、ご希望に応じてサポーター(装具)や足底板(既製品やオーダーメイド)なども手配いたします。
・それらの手段を講じても痛みが取れない場合
・関節の傷み・痛みが激しい場合
など、人工関節や骨切り術などの手術的加療が必要になると判断した場合には連携病院の専門外来へご紹介いたします。
ご自宅でできる膝のセルフケアと予防法
日常生活の中で膝への負担を減らす工夫を行うことが、症状の悪化予防につながります。
| 太ももの筋力トレーニング | 仰向けになり、膝を伸ばした状態で足を少し持ち上げる「脚上げ体操」などを無理のない範囲で継続して行いましょう。 |
|---|---|
| 適正体重の維持 | 体重を適切にコントロールすることで、歩行時や階段昇降時に膝関節へかかる物理的負担を軽減できます。 |
| 膝の保温・ケア | 膝を温めて血行を促進させることで痛みを和らげます(※腫れや熱感が強い急性期は冷却を行ってください)。 |
膝の痛みや変形性膝関節症は我慢せず江川整形外科形成外科へご相談ください
変形性膝関節症は初期の適切な治療と介入によって、その後の経過や生活の質が大きく変わります。
当院では、レントゲン検査などを実施して重大な骨疾患がないかを確認した上で、痛みを緩和する内服薬・外用薬の処方、リハビリテーション、日常生活動作の指導を行っています。
必要に応じてヒアルロン酸の関節内注射や痛み止めの注射、連携医療機関でのMRIによる精密検査も迅速にご案内いたします。
当院の院長は整形外科専門医および日本骨粗鬆症学会認定医の資格を有しており、膝痛や変形性膝関節症はもちろん、急性の外傷、腰痛、肩こり、四十肩・五十肩、手足のしびれ、骨粗鬆症の検査・治療など、運動器疾患全般の専門的な診療に対応しております。
当院は阪急電鉄「大阪梅田駅」、大阪メトロ御堂筋線「梅田駅」、JR「大阪駅」、大阪メトロ谷町線「東梅田駅」、阪神電鉄「大阪梅田駅」から徒歩数分の立地にございます。大阪メトロ四つ橋線「西梅田駅」やJR「北新地駅」からも地下道やアーケードを経由して、雨天でも濡れずに快適にお越しいただけます。
また、大阪府済生会中津病院、北野病院、行岡病院、大阪中央病院、住友病院、関西電力病院、JCHO大阪病院、大阪整形外科病院などのほか、大阪公立大学医学部附属病院、大阪大学医学部附属病院、兵庫医科大学病院などの高度医療機関とも緊密な病診連携体制を整えております。精密検査や専門外来、手術が必要な際もスムーズにご紹介可能ですので、膝の痛みでお困りの際は安心してご来院ください。
