レバニラ炒め
院長が自宅で家庭菜園をしているお話は、以前にもご紹介したかと思います。当院ではシソだけでなく、ニラも育てています。シソは基本的に一年で枯れてしまいますが、ニラは生命力が強く半永久的に生え続けるのが特徴です。
土の上数cmのところで切り取れば、数週間でまた元通りに成長します。冬場に適宜植え替えをしたり、蕾ができたら早めに刈り取ったり、肥料をまいたりといった手入れは必要ですが、家庭で手軽に収穫を楽しめる野菜のひとつです。
家庭菜園で育てるニラの栽培方法と注意点
シソと違って、ニラが収穫できるのは数週間に1回程度で、成長の早い夏場でも2週間くらいはかかります。
ニラを栽培する際に最も注意しなければならないのが、スイセンとの誤認です。スイセンは毒性があり、ニラと間違えて食べると大変なことになります。院長の自宅の庭にはスイセンが自生しているため、地植えにするのは避け、安全のためにプランターのみで栽培しています。庭の一部にニラのような植物が自生しており、時折食べてみたくなってしまいますが、そこにはあえて触れずに放置しています。
いくつかのプランターに分けて無農薬栽培をしていますが、ニラはシソと異なり加熱して食べる食材ですので、水洗いは適度に行う程度で問題ありません。
1回の収穫で、写真のような分量を採ることができます。
ニラに含まれる栄養素と期待できる健康効果
ニラは「スタミナ野菜」として有名ですが、具体的にどのような栄養素が含まれているのでしょうか。
ニラは特にβ-カロテン(ビタミンA)、ビタミンE、ビタミンK、葉酸、カルシウム、マグネシウムが豊富に含まれています。これらの成分により、免疫力の向上や抗酸化作用(老化予防)、さらに骨の健康維持に優れた効果が期待できます。
特に骨粗鬆症の予防にはカルシウムだけでなくビタミンKも重要です。詳細についてはこちらのページにも記載しておりますので、ぜひご参考にしてください。
また、ニラ独特の香り成分は、ネギ類にも含まれるアリシンという成分です。肉類の臭みを消す効果があるほか、ビタミンB1の吸収率を高めて糖分の分解を促進する働きがあります。血行を良くして体を温め、胃腸の働きを助けてくれる優れた食材です。
家庭で簡単にできるニラのアレンジレシピ
レシピ1:体の芯から温まるニラの卵スープ
少し細かめに切ったニラを卵スープに加えます。冬場には、体を温める効果を期待してよく作っています。
レシピ2:スタミナ満点!本格レバニラ炒め
ご飯のお供に最適なレバニラ炒めをご紹介します。
ニラはスーパー等で売っている「一束分」、レバーは同じく「中パック」一つ分ですが、お好みで増減しても良いと思います。
調味料、タレについては今回も目分量で調理しましたが、目安は以下の通りです。
レバーの下味用調味料
| 胡椒 | 少々 |
|---|---|
| 醤油 | 大さじ2 |
| 片栗粉 | 大さじ3程度 |
仕上げのタレ
| 醤油 | 大さじ3 |
|---|---|
| 味醂(みりん) | 大さじ3 |
| 酒(あれば紹興酒など) | 大さじ1~2 |
-
レバーの下準備
鶏レバーを軽く水洗いし、牛乳に漬けて臭み抜きをします。その後、再度水洗いをして水気を拭き取り、一口大に切り分けます。ハツ(心臓)が付いている場合は半分に切ります。 -
下味をつける
レバーに胡椒と醤油をまぶし、全体に片栗粉をしっかりとコーティングします。 -
レバーを炒める
フライパンに油を引き、お好みでニンニクや生姜、中華調味料を加えてからレバーを炒めます。油が跳ねやすいため、蓋を活用しながら両面をしっかり焼き上げるのがコツです。 -
ニラとタレの投入
レバーに火が通ったら、5cm幅に切ったニラを加えます。ニラがしんなりしてきたら、混ぜ合わせておいたタレを回し入れます。 -
仕上げの加熱
水溶き片栗粉でとろみを付けたら、弱火にして蓋をし、3分ほど置いて中までしっかり火を通せば完成です。
お皿に盛り付けた後、お好みでゴマを振りかけるとより一層美味しくいただけます。
(今回は盛り付け後の写真を撮り忘れてしまいました) - 食感を重視する場合はギリギリ生っぽい方が美味しいですが、安全面を考慮するとしっかり加熱しておく方が無難です。
鶏のレバーにはタンパク質(体力UP)、ビタミンA(免疫力向上、お肌のケア)、鉄分、葉酸(貧血予防)、ビタミンB1、B2(疲労回復、糖質、脂質の代謝)などが含まれています。
前述のようにニラに含まれるアリシンがビタミンB1の吸収を高めるのでより効果的です。
お好みでモヤシなどを入れても美味しいですし、鶏じゃなくて牛や豚のレバーでも同様の味付けで楽しめると思います。
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